川村元気「世界から猫がきえたなら」
ある日余命宣告をされた30歳の主人公。
自宅に帰ると全く自分と同じ姿をした悪魔に出会う事から始まります。
その悪魔は寿命を1日伸ばす代わりに悪魔が選択した物をこの世からなくすと言う物語。
猫が題名に入って居て、可愛らしすぎて中々手に取りにくい1冊でしたが、作品の内容はあまり猫は関係ありませんでした。
1日ごとに普段当たり前に使っている物や身近にある物が消えていった時、気づかされるとても大切な事。
今、大切な方がいる人は是非読んでもらいたい一冊です。
自分はこの本でかなり価値観がかわりました。
薄い本でさっくり読めるのでオススメです。